日高火防祭(ひだかひぶせまつり 岩手県奥州市)毎年4月29日(前夜祭4月28日)

日高火防祭(ひだかひぶせまつり)

日高火防祭(ひだかひぶせまつり)

日高火防祭(ひだかひぶせまつり)

日高火防祭(ひだかひぶせまつり)

300年の歴史を持つ火防祭(ひぶせまつり)は毎年4月29日(前夜祭4月28日)に行われます。雅なはやし屋台に娘が三味線と太鼓で囃子を奏でます。

もともとは打ちばやしと呼ばれる素朴な屋台でしたが、その後、町屋が栄え絢爛さを競いあうようになってからは雅なはやし屋台となりました。

打ちばやしは各町とも同じで「トットコメイ」と呼ばれます。はやし屋台には三味線の娘5人と糸合わせの師匠1人、小太鼓15人~、横笛2人、がそれぞれの町内の独自の音を奏でます。屋台によってそれぞれ音が違い、横町組は一声くずし、袋町組は一声(いっせい)、駅前三町組は一声(いっせい)、川口町組はつるべ井、柳町組は剣ばやしくずし、城内組はかんらん、立町組は松の緑、吉小路組は祇園ばやし、大町組は祇園ばやしの音律を奏でます。また町印として当時の6町に消防の印であった「仁心火防定鎮」の1字ずつが与えられ、消防の旗印となりました。

由来については諸説あります。藩政時代に伊達家の名代として17代水沢城主、留守(伊達)宗景が江戸にいた時にあまりの火事の多さと恐ろしさに驚かれ、水沢戻ると日高妙見社と瑞神社がそれぞれ火と水に通じることから、火防のために神仏の加護を祈念し未然に防ごうとしたと云われる説。19代村景公の時代に享保20年(1735)水沢の大火の後、佐々木佐五平が江戸に派遣され火消しを習い、民間消防隊を創始したといわれ、その町火消組の記念行事という説もあります。

祭の日は午後8時30分、各町の年番長が日高神社に参拝祈願します。各年番長はそれぞれの町に戻り、屋台の運行が始まります。神社西方の日高小路で午前10時40分に式を行い、出発点の奥州市役所前に集合。午後1時15分からいよいよパレードが行われます。消防団の纏振りを先頭に、町印、打ちばやし、はやし屋台の順に進みます。川口町、不断町と進み、消防の創始者としての佐々木佐五平の像に拝礼し大町、横町、袋町を通り中央通に到着。ここで町印と打ちばやしは各町内に戻ります。やはし屋台は休憩後、夕闇とともに屋台に火がともされ、約2時間の水沢駅前での相打ち、駅通りでの揃い打ちと最後の祭が始まります。


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